京野アートクリニック高輪

講演報告(理事長 京野廣一)

皆さんこんにちは。

10月24日(土)19:00から東京都町田市のホテル ザ・エルシィ町田で「これからの生殖補助医療」、10月25日(日) 10:50から東京都中野区中野の帝京平成大学中野キャンパスで「ARTと更年期治療」(特別講演)のタイトルで講演させていただきました。

土曜日は当院の症例3例を紹介。
1例目:早発閉経(POI)患者にエストロゲン注射をすることにより、血中FSH値が下降、卵胞発育を認め、1個採卵、1個受精、それを3日目に新鮮胚移植して妊娠。そのような方法で2015年1-7月の間に83周期Tryし、31周期で胚移植でき、10周期で妊娠を確認できた内容です。

次いで2例目:44歳以上の女性にGnRHアンタゴニスト法で7個採卵、3日目に新鮮胚移植するも妊娠せず、凍結した胚盤胞移植にて妊娠した症例を紹介しました。44歳以上で新鮮胚移植の場合、妊娠率6.7%, 凍結融解胚盤胞移植の場合、18.9%でした。胚盤胞まで発育した場合は期待できそうですね。最近、インドのコルカタで、50歳女性から採卵した卵子で妊娠・出産した症例を紹介しました。
3例目:PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)患者です。卵巣刺激して採卵するも、妊娠せず、IVM(未成熟卵子の成熟体外培養)にて妊娠した症例です。1999年からPCOS患者にIVMを実施していますが、妊娠率は約25%。注射代がかからず、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)は皆無で、スケジュールを立てやすい長所があります。

その後、タイムラプス(TLC)、着床前スクリンーニング(PGS)、子宮内膜受容能検査(ERA)について説明しました。これからますます需要がたかまってきますね。最後に、良好胚を得るための卵巣刺激法、培養液の選択、培養についてお話ししました。

翌日の日曜日は更年期専門の高松 潔先生のご講演(2014年9月日本IVF学会、私、京野が座長:不妊治療後にその後の人生を華麗に過ごすために、生殖医療専門医から、更年期・加齢の医師に必要な経過を正確にお伝えしバトンタッチする。生殖補助医療は20年、更年期・加齢の医療はその後40年以上続く。)を紹介し、連携の大切さを強調してきました。

その後、生殖補助医療の現状について講演。最後に若いころに卵巣1個を凍結保存し、閉経後に凍結していた卵巣組織を移殖することにより、ホルモン補充することなしに、心血管障害や骨粗鬆症を軽減し、健康で満足できるQualityの高い人生をおくることが可能となることをお話ししました。卵巣1個でも十分、妊孕力があること、凍結融解した卵巣組織の移植により10年程度、必要なホルモンが分泌されることをお話しし、会場から確かな手ごたえを感ました。

 
京野アートクリニック高輪
     
理事長  京野 廣一

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