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医療コラム

コラム 2018.05.22

ハーブティーの紹介

今回のコラムは、高輪受付の清水が担当いたします。
テーマは『ハーブティー』です。

高輪院の待合ホールでは、ティーバッグのものではありますが、ハーブティー等のお茶をお飲みいただくことができます。置いているハーブティーについて各々の効果等をご紹介します。

ペパーミントティー

ペパーミントはシソ科の植物で、スペアミントとウォータミントの交配種です。すっきり感の強く(メントールが多い)、ミントの中で最も強い効能を持つとされています。またミントは生命力が強く育てやすい植物で、1株でもあっと今に増殖します。原産国はイギリス、アメリカ、スリランカなどがあり、イギリスのものが最高級品と言われています。

ヨーロッパでは古くから薬として、利用されていた歴史があり、清涼感のある飲み口で人気のあるハーブです。胃腸の調子を整える、アレルギー症状や炎症を抑える、リフレッシュ、痛みを抑える、口臭予防 等の効果があります。

ローズヒップティー

ローズヒップティーは主にイヌバラ(ロサ・カニーナ)と呼ばれるバラの果実を乾燥させたものです。香りは甘酸っぱく、酸味のあるさわやかな飲み口です。別名「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほどビタミンCに富んだハーブティーです。

アレルギー症状の緩和、アンチエイジング、免疫力向上、美容によい等の効果があります。

ハイビスカスティー

ハイビスカスティーはいわゆるハイビスカス(南国の赤や黄色の花)からとれるものではなく、同じアオイ科、ローゼルという植物の花のがく部分を乾燥させたものです。

香り味はともにすっぱい香り、酸味があり、色は鮮やかな赤色です。味、香りは植物酸(クエン酸など)によるもので、赤い色はアントシアニン(酸性で赤色)によるものです。これらの特徴を生み出す成分はハイビスカスの効能の大事な要素になっています。

疲労回復、美容、むくみ・2日酔い解消、目の疲れをとる、脂肪分解とダイエット 等の効果があります。

カモミールティー

カモミールはキク科の植物です。このハーブはハーブの中で最も古い歴史があり、およそ4000年前から薬草として使用されていた記録があります。

ハーブティーとして飲まれるものは主にジャーマンカモミールという種類の花の部分となります。ジャーマンカモミールは小型の1年草で花の中心が盛り上がっている特徴があります。やさしい口当たりとりんごに似た香りで飲みやすく、人気のあるハーブです。

炎症を抑える、アレルギーを抑える、胃腸の調子を整える、リラックス、アンチエイジング 等の効果があります。

ルイボスティー

ルイボスティーは「奇跡の健康茶」「不老長寿のお茶」と言われる程、体に良いハーブティーとされています。

ルイボスというマメ科の植物の葉を乾燥させて作られたハーブティーです。ルイボスは特殊な植物であり、南アフリカの限られた地域(乾燥していて30℃以上の気温差がある厳しい気候)でしか育ちません。そのため、世界中で飲まれているルイボスティーは全てその地域でとれたハーブとなります。

またルイボスティーは栄養素が豊富なうえノンカフェインかつ低タンニンと、子供から妊婦の方にも良いハーブティーです。飲み口にクセはありませんが、独特の香りがあります。

アレルギー症状の緩和、アンチエイジング、妊娠から子育てまでをサポート、便秘改善 等の効果があります。

ご紹介した中で、カモミールティーに関しては、妊娠中は摂取しない方が良いといわれていますのでご注意ください。

待合ホールにいらっしゃる間、ハーブティーを飲んでリラックスしてお待ちいただくのはいかがでしょうか。

今回は高輪院での取り組みでしたが、実は、こうした取り組みは通院中の患者さんからのお声で実現しています。仙台院では、閲覧用のPCスペースがあったり、自動販売機の設置もございます。すべてができるわけではありませんが、少しでも快適にお過ごしていただけるように、心がけていきたいと思います。

高輪受付 清水


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診療科目:婦人科・泌尿器科(生殖補助医療)

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