医療コラム

当院では2022年4月から不妊治療の保険適用開始に伴い、「一般不妊治療」、「体外受精・顕微授精等の生殖補助医療」についても保険診療を行っております。

保険医療機関では保険証・各種受給者証の確認が法令で義務付けられています。この確認ができないと、患者様への診療費請求や、保険者（健康保険協会、健康保険組合等）へ診療報酬の請求が正確に行えないことになります。

1カ月ごとを区切りに「初回の受診日」に保険証・限度額認定証・受給者証等を確認させていただきます。お手数ですが、保険証の原本をお持ちいただき受付窓口にご提示をお願い致します。

保険証の確認ができない場合は、一旦全額自己負担（10割）でお支払いいただきます。同月内に保険証をお持ちいただき確認ができましたら、当院にて差額分を返金させていただきます。

なお、返金額が高額になる場合は事前に準備が必要なため、保険証をお持ちいただきましても当日中に返金ができない場合がございます。

もし同月内にお持ちいただくことが難しい場合は、当院での返金はできかねますので、ご自身で加入している保険者へ申請をお願いします。

転職等で社会保険に加入された方が、新しい社会保険被保険者証の発行を受けるまでには、お時間がかかる場合があります。

この期間に医療機関を受診する場合には、会社から「健康保険被保険者資格証明書」の交付を受け、提示いただけますと保険証と同様の取り扱いとなります。

ただし、この証明書は一時的なもののため、有効期限が短くなっておりますので注意が必要です。該当される方はご自身の勤務先にお問い合わせください。

◆月の途中であっても以下の方は必ず窓口にてお声がけをお願い致します。

・就職や退職などで保険証が変更になったとき

・氏名の変更により保険証に記載の内容が変わったとき

・ご家族の扶養に入られた、扶養から外れたとき

・転居に伴い保険証が変更になったとき

・市町村合併や企業の統廃合により新しい保険証が交付されたとき

・限度額適用認定証を取得されたとき

なお、健康保険の資格喪失後に、申告されず旧保険証を使用して受診された場合は保険者から患者様に直接請求されることがございますのでご注意下さい。

何かご不明点がございましたら、受付スタッフまでお声がけください。よろしくお願いいたします。

京野アートクリニック高輪

受付部　角田佐保