2012年8月17日に開催された第8回東北ART研究会の情報交換会において、当院理事長、京野廣一の恩師にして、日本初の体外受精による妊娠・出産に成功したスズキ記念病院理事長の鈴木先生より激励のお言葉を頂戴しました。
生殖補助医療は、1978年にイギリスのロバート・G・エドワーズ名誉教授が世界で初めて体外受精での妊娠・出産を成功させましたが、その第1号、ルイーズ・ブラウンさんが誕生するまでには、日本の私ども、当時の私たち東北大のチームも含め、皆が切磋琢磨し、成功に向かっていたものです。エドワーズ名誉教授は、その後32年の時を経て、2010年度ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
このように、世界中の先生方、またたくさんの先輩方、同僚たちとともに、生殖医療の発展のために邁進してまいりました中のチームのひとつが、私たち東北大学のチームです。私たちのチームでは、1983年に日本で初めて体外受精での妊娠・出産を成功させました。
その中のメンバーの一人として、若かりし頃の京野先生も活躍されておりました。
京野先生は、教室にいる時から大変な努力家で、研究にも大きく貢献してくれました。
また、現在に至るまで生殖補助医療を専門として色々な研究や論文の執筆をされており、今や日本だけでなく世界の生殖補助医療を牽引するドクターとして活躍されていることは、私もとても嬉しく思っております。
京野先生は、今まで仙台を拠点として診療されておりましたが、東日本大震災での教訓を踏まえ、複数拠点での診療の重要性を考えて、東京で新しいクリニックの開業を決意されました。今後も現在以上に先生は精力的に生殖医療の発展のために、尽くしてくださると感じています。
診療科目:婦人科・泌尿器科(生殖補助医療)
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