精液中に精子が全く見られない状態を無精子症といいます。
現在、日本人男性の100人に1人が無精子症と言われています。
男性不妊の方でみると、10人に1人が無精子症と言われていますので、決して珍しい症状ではありません。
10月3日に無精子症の方のための男性不妊セミナーを開催することといたしました。
お申し込みは以下からお願いいたします。
無精子症であっても、射精は可能であり、精液も通常通り排出しますので、検査をしてみないと自分自身が無精子症であるかどうかはわかりません。
実際に当院の診察では、2回の精液検査の結果、精子が確認されなければ、無精子症と診断いたします。
無精子症には、閉塞性無精子症と非閉塞性無精子症がありますが、いずれの場合も原則として精巣内精子回収術という手術による治療を行います。
精子が回収される可能性は閉塞性無精子症の場合は90%以上、⾮閉塞性無精子症の場合は30%とされています。
精子を回収した後の治療は、原則として顕微授精を行います。
当院では、もっとも高い妊娠率を得られる治療の進め方としては、男性の治療と同じ日程で女性にも治療を受けていただき、新鮮な卵子と新鮮な精子で治療をすることを推奨しています。
こうした無精子症の方の治療の進め方や注意点、また精子が得られなかった場合の選択肢も含めて当日は解説いたします。
ご興味のある方はぜひご参加いただけましたら幸いです。
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開催日程:10/3 12:00-12:30
開催方式:Zoomを利用したオンラインウェビナー
参加人数:先着100名
当日のプログラム(仮)
1)当院の無精子症患者さんへの治療の進め方
2)治療のその後、精子が取れた時、取れなかった時
3)当院の治療成績、具体的な進め方、注意点や質疑応答
講演者:理事長 京野廣一、田井俊宏(泌尿器科専門医)
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診療科目:婦人科・泌尿器科(生殖補助医療)
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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7:30〜16:30 (最終予約 15:00) |
AM のみ |
03-6408-4124
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