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医療コラム

コラム 2019.07.23

夏でも「冷え」に要注意!冷え対策の食事法

日本の夏は湿度も高く、夏バテになってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、職場や電車内の冷房で冷えてしまう方や、夏でも冷え症で困っている方もいらっしゃると思います。

妊活においても、冷えは大敵ですので、今回は冷えを改善できる食材について、東洋医学に基づいてお伝えさせていただきます。

 

  • 白いものは体を冷やし、黒いものは温める

白米、小麦、砂糖は陰性(注1)で体を特に冷やすので避けましょう。玄米や全粒粉のものを食べたり、白米に黒豆やあずき、黒米をプラスして炊くなどの工夫をしましょう。

料理や飲み物に使用する砂糖も、精製された白砂糖ではなく、黒糖や蜂蜜がおすすめです。

 

  • 東洋医学では、体を温める食べ物を「陽性」、体を冷やす食べ物を「陰性」、どちらにも属さない食べ物を「中庸(ちゅうよう)」と表します。※食材の陰陽分類には諸説あります。

    見分け方としては

    陽性の食材→・赤や黒など色が濃いもの ・水分が少ないもの ・冬が旬の野菜

    ・寒い地域で穫れるもの ・土中にまっすぐ育つもの

     

    陰性の食材→・白や黄色など色が薄いもの ・水分が多いもの ・夏が旬の野菜

    ・暑い地域で穫れるもの ・土より上に育つもの

    ※すべての食材があてはまるわけではありません。

    などが上げられます。

    実際には陽性・陰性の中でもいくつかに細かく分かれていますが、ここではわかりやすくするために、陽性・陰性の2つで分けてご紹介させていただきます。

     

    • 食材の色

    上記の陽性の食材であげた、赤や黒などの色の食べ物と言えば、肉や赤身の魚、根菜類や味噌などがあげられます。

    陰性の白や黄色の食材と言えば、豆腐、バナナ、白米、小麦、砂糖などがあげられます。これらは陰性の性質を持ち、体を冷やしてしまいます。白米だけで食べるのではなく、玄米や黒米を混ぜたり、パンもライ麦や全粒粉を使用した物がおすすめです。また、砂糖も精製された白砂糖ではなく、てんさい糖や蜂蜜に置き換えましょう。

    • 旬の野菜

    暑い地域で育った物、暑い時期に旬を迎える物は体の熱を冷まし、寒い地域で育つ物、またその時期に旬を迎える食べ物は体を温めます。昔は、自然に出来ていた食事法でしたが、現代では空調調節も自在ですし、色々な食材も1年を通して流通しています。食べるものに偏りが出てきてしまい、陰性の食材ばかりを食べてしまったり、ということにつながります。

    今の時期に、夏野菜を生のまま食べる方も多いと思いますが、それでは体の熱を逃がし、冷えてしまいます。しかし、火を通すことで陽性になるので、生野菜として食べるのではなく、炒めものや温かいスープなどに調理して食べましょう。※調理法により、栄養の吸収に差が出ることがあります。

     

    • 土中で育つ野菜

    ごぼう、レンコン、玉ねぎ、人参など土の中で育つ根菜類は陽性です。寒い時期に旬を迎え、栄養素も増えるので、積極的にとりたい食材になります。ただし、大根は冬が旬ではありますが、水分が多く陰性になります。

     

    • 薬味類

    ショウガ、にんにくなどは体を温める食材です。夏に素麺を食べる方も多いと思いますが、素麺は陰性の食品になります。食べるのであれば、たくさんの薬味と一緒に食べましょう。(ミョウガは陰性になるので、とり過ぎには注意してください。唐辛子等のカプサイシン成分も体を温めますが、発汗作用があり、汗をかくと体が冷えるので適量にしてください。)

     

    上記を意識して摂取していただくことのほかに、他にも冷えないためにできることとして、常温より低い温度のものは避けることをおすすめします。冷え性の人が、常温より低い温度のものをとると、どんどん冷えが悪化します。今の季節によく冷えたビールや清涼飲料水などのジュースも、つい飲みたくなると思いますが、冷えの改善を目指すなら常温以上のものをとるようにしましょう。また、陽性の食材を摂取するようにお伝えしていますが、栄養面を考えると陰性の食材も摂る必要があります。陰性の食材を食べる時には、陽性の食材と一緒に摂取していただき、バランスの良い食事を心がけましょう。

     

    まずは簡単に変えられるところから始め、体を温める食材をおいしく食べて、冷えない体へ体質改善していきましょう。

     

     

                                                     看護部MA橋本

     

    参考、引用資料

    ・妊活スタートBOOK 赤ちゃんが欲しいと思ったら!

    主婦の友社 2016年7月

    ・漢方養生が決め手「脱・冷え症」でさびない、むくまない、太らない

    監修 渡邉賀子 2007年10月

    ・女子漢方

    著者 矢久保修嗣 木下優子 上田ゆき子 2013年12月

    ・exciteニュース 冷え症に効く!体を温める食べ物-不妊症や妊活注の人におすすめな理由

    https://www.excite.co.jp/news/article/Goorank_3764/

    ・Olahono 体を温めよう:「陽性食品」

    https://olahono.com/birakukeibo/


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