卵子凍結(未受精卵子の凍結保存)

未受精卵子の凍結保存(卵子凍結)とは

卵子凍結は、若年性がん治療の副作用や加齢と共におこる卵子の数の減少および質の低下を防ぐため、若いうちに卵子を採取し、凍結保存しておくことで、将来に向けた妊娠・出産(妊孕性温存:にんようせい温存)に備えることを目的とした治療です。
卵子凍結には大きく2種類あります。

ノンメディカルな卵子凍結

女性の社会進出が年々進んでいる一方で、女性の妊娠・出産の適齢期は変わっていないため、キャリアと将来の妊娠・出産を両立することを目的とした卵子凍結をノンメディカルな卵子凍結あるいは社会的適応の卵子凍結と呼びます。

医学的適応の卵子凍結

血液疾患や乳がんなどの若年性がん患者さんにおいて、抗がん剤をはじめとした治療を行うことで、卵子の数が減少してしまうことがあります。
卵子の数は一度失うと回復することができないため、抗がん剤などの治療を始める前に卵子を凍結することで、がん治療を行いつつ、将来の妊娠・出産に備えることを目的とした卵子凍結を医学的適応の卵子凍結と呼びます。

医学的適応の卵子凍結や妊孕性温存について詳しく知りたいという方は、以下から確認いただけます。

また、現在妊孕性温存を検討されている方は、緊急性を伴う場合もございますので、お電話でお問い合わせくださいませ。

京野アートクリニック高輪における卵子凍結

ノンメディカル卵子凍結の全体的な説明については、日本産科婦人科学会より、解説動画が出ておりますので、よろしければご参照ください。

ノンメディカルな卵子凍結には、若い時の卵子を凍結することで将来の妊娠できる確率を高めるというメリットがあります。

一方で、一連の治療に伴う副作用や注意すべき点もあり、それらを正しく理解したうえで、患者様にお選びいただけるように、当院からも十分な説明を行っております。

卵子凍結セミナーにて概要も説明しておりますので、ご興味ある方はご覧ください。

ノンメディカルな卵子凍結も医学的適応の卵子凍結も目的は異なるものの、同様の治療法であるため、ここではノンメディカルな卵子凍結における当院の特徴を紹介します。

1.豊富な実績

当院では2000年に卵子凍結を開始しており、2001年には仙台院にて卵子凍結による妊娠・出産を報告しております。

それ以来、25年以上卵子凍結を実施しており、1100件以上の卵子凍結実施を通じて、これまで150名以上の卵子凍結由来の出産報告をしています。

卵子凍結は、国からの助成金による支援に伴い、近年急激に普及しています。
当院では、卵子凍結におけるクォリティは実施件数ではなく、実際にその卵子を用いてどれだけ妊娠・出産につながったかが重要だと考えており、このような出産報告をはじめ、生まれたお子様のフォローアップも含めて研究を重ねております。

体外受精をするときと同様に、卵巣刺激を行い、卵巣内で複数の卵子を発育させ、採卵し、未受精の状態で凍結保存することを指します。卵子凍結には、医学的な適応とノンメディカル卵子凍結があります。

2.高い安全性

当院では、上述のように凍結までではなく、その後の使用における妊娠・出産成績、生まれてきたお子様の安全性も含めて研究を重ねております。

卵子凍結は、その治療の性格上、数年あるいは長い方では10年以上保管するケースも考えられます。日本は災害の多い環境にありますが、私たちは仙台院において東日本大震災を経験しております。その中でも凍結物に影響なく、安全に保管することができております。

その対策はもちろん高輪院にも採用されており、安全な保管体制を構築しています。

3.取り組みやすい費用

2026年2月1日よりノンメディカルな卵子凍結に関する費用を、より一層取り組みやすい費用へと抜本的に見直しました。

卵子凍結にかかる主な費用として、卵子を得るまでの診察や卵巣刺激のための薬剤費用、採卵手術の費用までで、おおよそ23-24万円ほどの費用でお取り組みいただけます。

凍結の費用までを含めても、総額でおおよそ30-40万円で完結できるようになります。

東京都については、卵子凍結に関する助成金があり、初年度は20万円が支給され、更新費用についても年あたり2万円が令和10年までされます。

詳細は東京都のホームページをご確認ください。

また、港区や千代田区については、更に上乗せの助成金を設けております。
東京都の助成金を差し引いた部分の費用に対して、最大10万円の助成金がございます。

このような助成金制度を最大限活用いただき、できるだけ経済的な負担少なくすることで、より多くの方がご自身のキャリアと将来の妊娠の両立の実現をしていただければと願っています。

4.通院負担を最小限に

卵子凍結をご希望される方の多くはお仕事をされていますので、通院と仕事の両立が非常に重要になります。

当院の対策として、採卵までの通院回数を2回まで削減いたしました。

また、一般的には仕事の後に通院と考えられることが多いのですが、当院では朝妊活として、朝7時半からの診療を行っているほか、土日祝日も休まず診療しております。

そうした診療制度を上手に活用いただくことで、通院にかかる負担を最小限にできればと考えております。

ご予約は簡単にWeb予約でも承っておりますので、ぜひご利用ください。

診療時間

診療科目:婦人科・泌尿器科(生殖補助医療)

診療時間
7:30〜16:30
(最終予約 15:00)
日曜は 8:30~14:00(受付は12:00まで)で診療いたします
祝日も休まず診療いたします
診療内容によって予約可能時間が異なります。
不明点はスタッフまでお問い合わせください。

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