卵子凍結(未授精卵子の凍結保存)

卵子凍結(未授精卵子の凍結保存)

未受精卵子の凍結保存とは

体外受精をするときと同様に、卵巣刺激を行い、卵巣内で複数の卵子を発育させ、採卵し、未受精の状態で凍結保存することを指します。未受精卵子凍結には、医学的な適応と社会的な適応があります。

医学的適応による未受精卵子凍結とは

がんや白血病などの悪性腫瘍の治療の過程で、薬の副作用により将来の妊娠する力が損なわれる危険がある場合に、前もって卵子を凍結しておくことです。治療の前に、凍結保存した卵子の数だけ妊娠する力が温存されるという考え方です。

受精卵の凍結に比べると、患者さまが未婚の場合、パートナー不在であっても治療ができること、多くの成功例が報告されていることから、その安全性については大きなメリットがあると言われています。

当院でも2001年に仙台院において医学的適応による妊娠・出産に初めて成功し、その後合計70人以上の赤ちゃんが誕生しています。

医学的適応の患者さまにおいては、緊急性を伴う場合もございますので、お電話でお知らせください。

社会的適応による未受精卵子凍結とは

健康な状態でありながら、将来に備えて未受精卵子を凍結しておく、というのが社会的適応という考え方です。

お薬を使っての卵巣刺激や採卵という手術を行いますので、リスクが伴います。そこで、当院で社会的適応の卵子凍結を実施していただくためには、正しい知識を身につけたうえで選択していただきたいと考えております。

治療開始前には、妊活セミナーへの参加を推奨しております。

その他の細かな条件については、診察時に確認ください。

治療の手順・進め方

卵子凍結をするには、おおむね体外受精をする場合と同じ流れで、受精の前までの部分のみ進行していきます。
基礎的な検査・問診の後は以下のように進んでいきます。

  1. 卵巣刺激
  2. 採卵
  3. 凍結保存

卵子1つあたりの妊娠率は、5%程度といわれており、未受精の卵子であるため、できれば15-20個の卵子を凍結しておくことが望ましいとされます。

凍結についての注意点について融解後の再凍結は原則実施いたしません。採卵時に凍結本数等についてご相談いただき、決定ください。

治療にかかる料金

医学的適用の卵子採取 社会的適応の卵子採取
通常の卵巣刺激法 ¥170,000 ¥220,000
低刺激法 ¥120,000 ¥170,000
自然周期 ¥90,000 ¥140,000
初回凍結料金
(3個まで)
¥50,000 ¥100,000
初回凍結追加料金
(追加1個につき)
¥10,000 ¥20,000

その他の料金

スクリーニング検査
[1年間有効]
¥23,000
卵子の凍結保存 更新料
[1年間有効]
¥50,000
上記金額には、消費税は含まれておりません。
薬剤、超音波検査、ホルモン検査、病理組織検査等にかかる費用は上記の金額に含まれません。
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診療科目:婦人科・泌尿器科(生殖補助医療)

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