採卵

採卵について

卵子は卵胞の卵胞液の中にあります。卵胞に針を刺して、数mlの卵胞液を吸引し採卵します。

採卵について

採卵2日前

採卵の約36時間前(2日前の夜)に、hCG(ゴナトロピン)の注射を行います(別途時間指定)

hCG注射は大変重要な注射です。

この注射は、卵子の減数分裂を促進し、成熟卵を取るために絶対不可欠です。注射は決して忘れず、注射日・注射時刻を厳守し、絶対に間違えないよう十分にご注意ください。(アンタゴニスト法、低刺激法、自然周期の場合は、点鼻薬を用いることもあります)

採卵前日

原則として採卵前日は注射がありません。
抗生剤(ビブラマイシン等)の処方がある場合、採卵前日で終了です。

当日麻酔をかけるため、医師から特別な指示があった場合を除き、採卵前夜の午前0時以降、奥様は絶飲食となり、来院し手術するまで少量の水もふくめ、一切飲んだり食べたりできませんのでご注意ください。

採卵当日

準備する物

  • ナプキン3個
  • ショーツ1枚
  • 各種同意書
遅くとも採卵日までに提出
ご夫婦それぞれ直筆で署名捺印
  • 戸籍謄本
遅くとも採卵日までに提出
  • 費用
採卵直前の診察時に総額と明細を説明します

採卵までの流れ


ご夫婦でのご来院となります(精液持参・凍結精子使用の場合は奥様のみ)。

  1. 奥様は、前日から引き続き、一切飲んだり食べたりしないでご来院ください。
  2. 8時10分厳守で来院できない場合等は、近隣ホテルに前泊をお願いします。台風などの天候や事故などの影響で遅れることのないよう、事前に天気予報と、当日に交通情報を必ずご確認ください。
  3. 来院し、採卵当日朝、採卵料・移植料等を前払いとなります(振込みの場合を除く)
  4. 会計後、当院採精の場合、ご主人を採精室にご案内いたします。
  5. 奥様は、リカバリー室にご案内となり、手術室用のガウンにお着替えいただきます。
  6. リカバリー室で点滴を開始します。
  7. 手術室に入室し、モニターをつけるなど採卵の準備を行います。

採卵前


  • 手術前には、医師、看護師、胚培養士が立会い、ご本人様確認を行います。
  • 採卵後、奥様の状態にもよりますが、リカバリー室で1~2時間の安静となります。
  • 採卵は、体の負担が少なく回復の早い局所麻酔か、鎮痛剤のみ(卵胞が少数の場合)で行います。
  • 当院の局所麻酔採卵は、痛みの少ない極細の局所麻酔針を使って行い、歯科治療等と同様、局部に麻酔をかけて意識がある状態で採卵を行います。
  • 状況によっては、採卵直後の卵子の状態を見ることができる場合があります(見られないこともあります)
  • 局所麻酔の場合は回復が早いため、採卵当日はお一人で(車の運転も可)お帰りいただけます。
    ※ 当院では、原則として静脈麻酔による採卵は行いません。

採卵後


  • IVFコーディネーターの看護師より本日の結果(卵子、精子の状態など)の説明があります。
  • これからの事について相談しながら決めていきます。
  • 採れた卵の数や、受精数にもよりますが、余剰卵があった場合、凍結の希望などを前もってご夫婦で話し合っておいてください。
  • 採卵日当日は湯船にはつからず、入浴する場合はシャワー浴になります。
  • 血栓予防のお薬(血液をさらさらにする薬)と抗生剤が処方されます。
  • 帰宅後は安静にしてください。
採卵後

帰宅時間・その後の過ごし方について


採卵当日は、通常はお昼過ぎには帰宅していただけます(少し遅くなることもあります)。体調がよければ、帰宅後は午後からの行動に大きな制限はありませんが、状況によっては痛みが残るなど、体調がすぐれないこともありますので、お仕事は、採卵当日は休まれたほうがよいでしょう。

翌日以降は、通常通りの生活、お仕事をして差し支えありません。

※ 帰宅後、当院よりお電話で患者様の状態を確認します。
※ 当日の採卵件数や、手術・検査などの予定により、時間が異なる場合もあります。

顕微受精について

体外でピペットを使って卵子の中に直接精子を注入し受精させることで妊娠率を上げる方法です。

適応の方 ① 体外受精でも妊娠に至らない
② 男性因子など
  • 成熟卵(MⅡ卵)
    成熟卵(MⅡ卵)
  • 成熟卵(MⅠ卵)
    成熟卵(MⅠ卵)

顕微授精

  • 1.透明帯の貫通
    1.透明帯の貫通
  • 2.細胞質を吸引し膜を破る
    2.細胞質を吸引し膜を破る
  • 3.精子の注入
    3.精子の注入
  • 4.顕微授精終了
    4.顕微授精終了

PiezoーICSI

より卵子へのダメージが少なく実施できる授精方法の一つに Piezo-ICSI があります。

この方法では、細な振動を用いて卵細胞質の形態が変化しないように透明帯に穴をあけ、卵細胞質膜を吸引することなくパルスを使用して破り、卵細胞質内に精子を注入することから、卵子への影響がより少ないということで注目されています。

より詳しい説明を聞きたいという方は、医師や培養士までお尋ねください。

Piezo-ICSI
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診療科目:婦人科・泌尿器科(生殖補助医療)

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