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女性の不妊原因を調べるための検査

女性の不妊原因とその検査法について紹介します。
女性の不妊原因で多くあるものは、

  • 卵管性不妊(卵管が詰まっていたり狭まっていたりする)
  • 卵巣性不妊(排卵がうまくいかない)
  • 子宮性不妊(子宮筋腫やポリープなどが着床を阻害する)
  • 原因不明の不妊(検査をしても不妊の原因が特定できないもの)
  • 年齢による卵子の質の低下

が挙げられます。

まだ不妊に関する原因を調べたことがないという場合には、まず検査を行い、原因を特定できるかどうか、というところから始めます。

不妊治療の検査方法・原因がわかるとき

必要に応じて、以下の検査を行います。

月経周期の図

ホルモン検査(採血)

検査の目的 卵巣機能が正常かどうかを確認する
  • 月経開始2~4日目(FSH、LH、PRL、E2、T)
  • 排卵直前(E2、LH)
  • 排卵後5~7日目(E2、P)

AMH検査(採血)

検査の目的 発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンを測定することで、卵子の量を想定する。

子宮卵管造影(月経終了後~排卵の前)

検査の目的 卵管の疎通性を確認する

頸管粘液検査(排卵直前)

検査の目的 排卵期の頸管粘液(おりもの)の状態を確認する

フーナーテスト(排卵直前)

検査の目的 排卵期の成功後の頸管粘液中の精子の状態を確認する

超音波検査

検査の目的 子宮や卵巣の異常、卵胞の発育状況の確認

子宮鏡検査(月経以外の時期)

検査の目的 子宮内の形態異常、ポリープの有無、子宮筋腫の有無を確認する

上記のように月経時期に応じて検査を行うことで、不妊原因が何なのかを探していきます。

こうした検査を行っても不妊原因がわからないことがあります。
そうした場合、不妊じゃない、ということではなく、不妊ではあるが検査によって原因がわからない「原因不明性不妊」と呼ばれます。こうした方は一般には不妊女性の20-30%いるとも言われています。

原因がわからない不妊症
女性の年齢と不妊症の関係

原因不明性不妊の原因には子宮内膜症やピックアップ障害、あるいは加齢によるものなどが考えられます。

ピックアップ障害とは、排卵された卵子を卵管采がうまくキャッチできないことによって、精子と卵子の受精の場が得られないことを指し、治療方法としては体外受精が適応されます。

また女性の加齢についても、とても重要な内容です。

加齢と卵巣予備能の低下、流産率の増加

卵巣予備能の低下

卵巣予備能の低下

流産率の増加

流産率の増加

これらの図のように、女性は35歳を境にして、卵子の数、質が低下する傾向が強く、妊娠率が低下し、流産率が上昇していきます。

そのため、特に不妊原因がわからないという場合でも、年齢による影響が考えられる場合には、早い段階からステップアップして体外受精などを行うケースがあります。

さらには、女性年齢が上がると、妊娠合併症が増加します。高齢妊娠・出産のリスク(妊娠合併症)として、流産、早産、子宮内胎児発育遅延、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、妊娠糖尿病が挙げられます。また、自然分娩ができず、吸引分娩や帝王切開のリスクが高まります。また、母体合併症のみならず、胎児の染色体異常(ダウン症など)の可能性が上昇、早産や子宮内胎児発育遅延による低出生体重児は、呼吸窮迫症候群、動脈管開存、慢性肺疾患、未熟児網膜症、新生児脳内出血、脳性麻痺、子宮内胎児死亡などのリスクが上昇します。

患者さんの希望あってのことですが、安心・安全な治療を行うために、年齢に応じて治療方法や計画は大きく変わることをご理解いただければと思います。

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