体外受精における安全性とリスクの一つして、卵巣過剰刺激症候群があります。
進行すると、血管管内脱水 ⇒ 血栓症(肺塞栓、脳梗塞)の危険があります。
症状 | 腹部膨満、腹痛、尿量減少、呼吸困難 |
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リスクが高い方 | 35歳以下、AMH高値、多嚢胞性卵巣症候群、やせている方 卵胞数35個以上、血中E2>4000 pg/mL、OHSSを発症した周期で妊娠した場合 |
対策 |
妊娠による重症化を避けるため、胚移植を延期し、全凍結して時期をあけて凍結胚を移植する。 (当院では、卵巣の最大長径が70mm以上の場合、原則として全胚凍結としています) 血栓症のリスク状態を随時採血で確認する 血栓症予防のための内服薬、点滴、ヘパリン注射などを行うことがある 症状が重度の場合は、入院を要することがある まれに、卵巣腫大による卵巣茎捻転による入院・手術 |
体外受精における安全性とリスクの一つとして、先天異常のリスクといわれています。
当院にて治療を行い生まれたお子様の先天異常率は約3%です。
※ 体外受精の方法によって先天異常が高くなるわけではありません。
体外受精における安全性とリスクの一つとして、多胎妊娠のリスクがあるといわれています。
当院における多胎妊娠率は0.5%前後です(2014年当院調べ)
※ 移植胚が1個でも、一卵性双胎となることもあります。海外では、2個移植で四つ子の報告もあります。
診療科目:婦人科・泌尿器科(生殖補助医療)
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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7:30〜16:30 (最終予約 15:00) |
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